○もどる

9/8/2011

もう9月8日だと言うのに札幌では日中の最高気温が27.8度まで上がり、歩いていると軽く汗ばんできます。ここ一週間ほど台風12号と秋雨前線の影響で天候の悪い日が続いていましたが、今日はようやく雨の心配をしなくて済みそうでした。
秋の花も開花をとまどっているのか、リンドウ科アケボノソウがやっと開花しました。草丈90cmほど。

花序の部分です。これからどんどん開花していくのでしょう。

側面観です。中央に花柱が立っているのがわかります。

花冠は花弁状に5裂して、裂片の先端部に濃い紫色の斑点が見られ、斑点の内側に2つ緑色の蜜腺があります。葯も濃い紫色をしています。
この花を見ると秋が来たなと感じます。

こちらも開花が遅れていたラン科アケボノシュスランです。草丈8cmほど。朽ちた木に着生していました。

花は茎の先端に数個付いて、長さは8mmほどです。薄紅色のがく片がかわいらしいです。

花はあまり開かないのですが、これはかなり開いていて、3つのがく片、唇弁、2つの側花弁が見られました。

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