8/19/2010
今月になってから週末になると天気がくずれるというパターンが続いていて、この次の日曜日も予報では雨。という訳で天気の良い今日は苫小牧市内にある弁天沼まで行ってみる事にしました。
ここは開発が断念されたため辛うじて自然が残されています。
8月15日にはあまり良い条件で撮影できなかったので時間を見計らってオトギリソウ科ミズオトギリを再撮影しました。
この株では3つ花が咲いていました。
3本一組になっている雄しべの様子がよくわかりました。
ここでもキキョウ科サワギキョウが見られました。
深いブルーが夏の終わりを告げているようです。
草丈50cmほどのキク科オオノアザミが見られました。頭花の直径は4cmほどで上向きに付きます。
根元の葉は長く、50cmほどあり、羽状に深く切れ込みます。
リンドウ科ハナイカリの新たな群生を見つけました。何だかとてもうれしかったです。
何度見ても不思議な形です。
ススキに混じってとても背の高いオニユリの群生が見られました。
中央のものは高さが2m以上ありました。
背景の空の雰囲気が秋が近いことを感じさせます。
ツリフネソウ科キツリフネも群生していました。
さわやかなそよ風に揺られていました。
これは在来種ではないのですが、札幌ではあまり目にしないマメ科のシャグマハギ(赤熊萩)という帰化植物です。草丈10cmほど。茎の先端に穂状の花序を付けます。
がく片から伸びた羽状の長毛が花を隠しています。
葉は3出複葉で小葉は長さ5〜20mmほど。