5/31/2009
今日は昨夜からずっと小雨が降り続いているので、久しぶりに北大植物園へ行ってきました。あいにくのお天気でしたが結構来園者がありました。
入口をはいってすぐ左手のところでアツモリソウの展示が行なわれていました。全部鉢植えで一鉢からこのようにたくさんの花を出しているものもありました。圧巻!
正面観です。
斜め下方から見た所。
なかなか素敵な雰囲気です。
レブンアツモリソウも栽培に成功したそうで一緒に展示されていました。
アツモリソウより草丈が低かったです。
側面観です。礼文島では昔、島のいたるところで見られたそうですが、今や風前の灯火です。
チョウセンキバナアツモリソウというランも展示されていました。
側面観。
こちらは露地植えされていたクマガイソウです。草丈30cmほど。
大きな扇状の2枚の葉が特徴です。
袋状の大きな唇弁が目立ちます。
唇弁の側面には淡紫紅色の斑点があります。道内ではまだ自生地があるようなのでいつか自生の株を見てみたいものです。
クマガイソウの脇にもアツモリソウが展示されていました。
昔は札幌市内にもアツモリソウの自生地があったようですが残念ながら現在は見られないようです。
高山植物園の様子。
シャクナゲとツツジが満開でした。
最近話題となっているオオギリ科ダビディア属のハンカチの木です。一属一種だそうで原産地は中国南西部四川省、雲南省などの山地で開花するのに10〜15年かかるそうです。
よく見ると白い布切れのようなものがぶら下がっています。
これが花です。長さ20cmくらい。白い部分は花弁ではなく、葉が変形した苞で、成長するにつれて緑色から白色に変わるそうです。
立派なシャクナゲ。
南ローンの様子です。
マメ科センダイハギが満開でした。
オオバタチツボスミレは一輪だけ残っていました。
北ローンです。都会の中のオアシスといった感じです。
1時間少々園内をまわって次は北大構内へと向かいました。
お目当てはちょうど盛りのクゲヌマランです。株が増えているようでした。
草丈30cmほど。
花序の部分。距がありません。