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4/20/2014

今日は朝からお天気が良くて、気温も上がってきたので、かねてから一度行ってみたいと思っていた室蘭の地球岬に行ってきました。風はほとんどなく、海も穏やかでした。岬の灯台の先には噴火湾をはさんで渡島半島が見えていました。

地球岬周辺には散策路が3つほどあって、駐車場からすぐ散策路に入れます。まず目を引いたのがあちこちで群生していたキクザキイチゲです。

春の日差しを浴びて満開です。

多数の群落の中にふと目をやるとどうも様子がおかしい株がいくつか見られました。八重咲きで葉の作りも普通のものとは異なっていました。

真上から見た所です。これも病気のキクザキイチゲなのでしょうか?

ミズナラなどが主体の林の中を歩いて行くとブルーのキクザキイチゲがぽつぽつと見られました。

まだ葉があまり展開していませんでした。

こちらの葉は大分開いていました。ブルーのものは少ないので見られると何だかうれしくなります。

エゾエンゴサクも満開に近いものもありました。

ちょっと変わった色合いのエゾエンゴサクです。

ここの散策路にはカタクリが多くて、あちこちで咲いていました。蕾のものもあったので、今しばらくは花を楽しめそうです。不思議だったのは岬に来る人は多かったのに、散策路に入る人がほとんどいなかった事です。

散策路の南向き斜面に多かったフチゲオオバキスミレです。久しぶりに出会えて、これもうれしかったです。

春爛漫。

二つ花を付けた個体です。

素敵な雰囲気です。

側花弁の毛がよくわかります。

蕾の個体です。蕾の時はこのように紫色なのですが、開花するにつれて紫色は消えてなくなっていきます。

地味に初登場のナデシコ科ミミナグサです。花の直径は5mmほど。

ネコノメソウの仲間。はっきりした名称がわかりませんでした。ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

花はとても小さくて直径3mmほど。花弁はなく4つのがく片と8本の雄しべが見られます。茎は無毛で根出葉はありませんでした。

枯れ葉にうずもれるようにして咲いていたキジムシロです。

花は直径1cmほどでした。散策路をだいたいまわって軽く汗ばんできてから食べたサンドイッチとスポーツドリンクが一段と美味しかったです。

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