5/22/2011
今日は北海道の主として日本海側の山地の湿った所や沢沿いなどで見られるキンポウゲ科エゾキンポウゲという草のご紹介です。ちょっとした群生地を見つけました。
草丈は10〜20cmほどです。
花弁は通常5枚あり、光沢があります。
茎は上の方で分岐します。
花の直径は15〜20mmほどです。
同じキンポウゲ科のニリンソウとデュエットです。
たくさんの雄しべが見られます。
茎葉は柄がなく、3深裂し、先端があまり尖りません。
エゾエンゴサクもまだまだ健在です。
花弁の数が多い個体です。
花弁は多いものでは10枚ほどありました。
根元から出る葉には長い柄があり、3深裂しています。
エゾキンポウゲは近年生息地の開発などでその生存が脅かされています。名前からすると北海道のどこでも見られそうですが、意外と生息地は限られているようです。
いつまでもこの地で咲き続けて欲しいものだと思いながら現地を後にしました。