7/21/2014
今日は朝早くに札幌を出て知床まで行ってきました。お目当ては知床にしかないマメ科のエゾモメンヅルという草です。見つけられるかどうか心配になります。
名称不明のキンポウゲの仲間です。
ウツボグサの白花がありました。
オニルリソウがたくさん咲いていました。
花は直径5mmくらいの小さなものです。
シソ科エゾミソガワソウではないかと思われるものがたくさん見られました。
花序の部分です。花が大きく、数も多く色合いが濃かったです。
小さな沢のような所で見られたゴマノハグサ科エゾノカワヂシャです。
そして無事に感動の対面となったエゾモメンヅルです。時期的にはちょっと遅かったようですが、何とか花を見ることができました。
花はきれいなピンク色で長さ2cmほど。旗弁が大きかったです。
側面観です。実に美しい。
袋果が多く見られました。長さ4cmほど。
葉の様子です。奇数羽状複葉で小葉は2〜2.5cmほどの楕円形で先端はくぼみません。
別の花序です。
旗弁にはすじが見られます。
旗弁がねじれていたものです。
側面観です。がく筒には少し黒い毛が見られました。
蕾と開いた花と袋果が見られたものです。
片道500kmのドライブの疲れを忘れさせてくれるような花です。
側面観です。
小葉は対生していました。
別の群落です。今日は2カ所で群生を確認できました。
フレッシュな花序です。
花茎はこのように斜上するか、真っ直ぐに立ちあがっていました。
またまた別の株です。草丈は30〜50cmくらいでした。
旗弁のすじがよくわかります。
背後に迫る崖と共に写してみました。
なかなか花つきのよい花序です。
斜め前方から見た所です。
最後にアップで一枚。
エゾモメンヅルの後背地はこのような険しい崖になっていて、崩れてできた礫地に生育しているようでした。