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9/14/2014

今日はお天気もよく、残り少なくなった花を見に出かけました。まずはゴマノハグサ科のエゾコゴメグサが目に付きました。

幅4mmほどの小さな花ですが、お気に入りの一つです。

葉も小さくて長さ8mmほどで対生しています。

花が茎の先端にのみ見られたエゾリンドウだと思います。花の付き方はエゾオヤマリンドウに似ていますがよくわかりませんでした。

お天気がよいので花冠の5つある裂片が開いていました。

草丈180cmほどのナガボノシロワレモコウが秋風に揺れていました。

花穂の様子です。

今日のお目当てはナデシコ科のフシグロという2年草です。草丈30cm前後。ありそうな所をウェブの航空写真で探して、だいたいの見当を付けて探索したらありました。やったー!!

花は直径5mmほどの小さなものですが、いつか見てみたいものだと思っていました。

側面観です。がく筒の長さは1cmほど。

花弁は5つあって、先端が2裂しています。

別の花の側面観です。がく筒に紫色のすじが入っていました。

斜め上から見た所です。

逆光で花弁の様子を見た所です。

フシグロという名前は漢字で書くと節黒で、このように節が黒っぽくなっている事によるようです。

葉はやや幅の広い線形で対生していました。長さ3〜6cmほど。

この株は節やがく筒の色が緑色でした。

斜め前から見た所です。

側面観です。

正面観です。

節が黒くないです。

また別の個体の花です。

雄しべは10本あるようです。

花後はこのようにチューリップのような実を付け、先端が開裂して種がこぼれるようです。

キク科ヤクシソウがたくさん咲いていました。

何とまだリンドウ科ハナイカリも見られました。

ススキが秋らしさを感じさせてくれます。

草むらにぽつぽつとオミナエシ科オトコエシが見られました。

一つ一つの花は直径5mmほどで、花冠の先は5裂します。よい香りがします。

これくらいの時期になると見たくなるゴマノハグサ科のコシオガマです。

正面観です。

斜め前から見た所です。3裂した下唇にある白っぽい2つの隆起がわかります。

側面観です。

別の株です。下唇の隆起がはっきりしています。

正面観です。

側面観です。

コクワが今年も豊作のようでした。

ゴマノハグサ科ウンランも見られました。

正面観です。

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