○もどる

12/31/2008

2008年歩き納めは横須賀に帰省した折にI氏とともに金沢八景の金龍禅院というお寺にある九覧亭を見てから京急新逗子駅まで行って、そこから長井行きのバスに乗って長柄橋で下車し、逗子市と葉山町の境目にある二子山(標高207、9m)に登ることにしました。
地図はこちら

金龍禅院の本堂です。

庫裏で寺の方にことわってから本堂脇の扉を開けて九覧亭まで行きます。

2009年1月5日追記。
I氏が着用しているダウンジャケットはとある酒造メーカーのキャンペーンプレゼントだそうで、かなり派手で笑っている人の顔が多数プリントされていて右肩裏には黄色で縁取られた福の字が書かれていました。2009年は大笑いできると良いですね。

1月6日補足。
I氏によればジャケットの顔はTV番組「笑点」のメンバー全員のものだそうです。

やや急な階段を登って行きます。

階段の先には聖徳太子堂がありました。

九覧亭はこの寺院の展望台で金沢八景に富士山の一景を加えたものだそうです。
木々の間から平潟湾とシーサイドラインが見えていました。

頂上のやや下に切通しがありましたがその先は崖でした。

まだモミジがきれいでした。

ここのもう一つの名物”飛石”です。シダ類がびっしりと生えていました。

金沢八景から京浜急行線に乗って新逗子駅まで来ました。
ここからバスに乗ります。

長井行きのバスに乗って長柄橋で降りました。しばらく歩いて行くと今日の2番目の目的地の二子山が見えてきました。

住宅地の奥をぬけて行くと登山口がありました。ゲートは施錠されていて立ち入り禁止と書かれていましたが右側の所に真新しい通路がありました。

登山道に入ってすぐの所。左手が切り立った崖になっていました。

平坦な道を進んでいきます。

森戸川の澄んだ流れ。ホタルが見られるそうです。釣りをしている人もいました。

森戸川に沿って進んで行きます。

途中で逗葉新道と湘南国際村入り口を結ぶ道にある南郷トンネルの下をくぐりぬけました。

植林された杉林の中をぬけて行きます。

登山道脇にはアオキが多く見られました。

静かで心地よい道です。

少し開けた休憩するには良さそうな所に出ました。

沢を渡ります。

風倒木や崖崩れに注意とのことでしたが倒木は処理されていました。

沢沿いを進んで行きます。

足元注意。

一度沢すじから離れます。

また沢沿いの道になります。

また沢から離れて少しジグをきざんで登って行きます。

ごく軽い沢登りのような所もありました。

シダ類がたくさん見られました。

この山には他にも登山コースがあるようで、分岐点に出ました。

道の両脇がえぐれたような所。ヤブコウジが赤い実を付けていました。

植林の歴史に関する説明板。
旧制県立横浜一中の生徒が杉や檜を植林したのだそうです。

細かった登山道が車が通れるくらいに広くなると山頂間近です。

KDDの通信用の大きなアンテナが立っていました。

軽く汗ばんできた頃に三角点のある山頂に到着です。
二子山は双耳峰でこちらが上ノ山です。

山頂にある展望台から房総半島を見た所。
中央に双耳峰の富山(とみさん)が見えていました。

横浜方面を見た所。

上ノ山から下ノ山へと向かいます。

上ノ山からいったん高度を下げるのですが、かなり急な斜面でした。

コル付近から見た下ノ山です。

下ノ山への登り返しの斜面で見つけたスミレ科コスミレです。
実物を見ることが出来て良かったですが、それにしてもずいぶん早い開花です。

花はやや大きく直径18mmほどでした。側弁は無毛。

距は花弁と同じ色で長さ6mmほど。下に向いてやや彎曲していました。

葉は長さ2〜5cmほどで、やや長い心形をしていました。

下ノ山に到着。

帰りはまた上ノ山まで戻って今度は広い道を下りました。
途中2ヶ所ほど東屋がある所がありました。

下山途中で見た上ノ山です。

左に上ノ山、コルをはさんで右手に下ノ山です。
この後バスで戻り、京急横須賀中央駅まで行き、たこ焼エイトでたこ焼を食べて県立大学駅から京急に乗って帰途につきました。
風もなくおだやかな日和で楽しい1日でした。
案内していただいたI氏に感謝。

inserted by FC2 system