10/12/2013
今日は朝方時雨れて北西の方向に虹がかかっていました。
本日はまだ花が見られるかもしれないと思って、とある湿地帯に出没して、ウリ科のゴキヅルというつる植物を観察する事にしました。
花は通常7〜9月に見られるようで、多くのものがすでに実になっていました。
でも、まだ何とか開花している花を見つける事ができました。
花の正面観です。がくと花冠は5深裂しているので10枚の花弁があるように見えます。
別の花です。直径8mmほど。ゴキヅルは雌雄同株で、この花は雌花だと思います。
ゴキヅルは漢字で書くと合器蔓で、これは果実が上下からなっている事によるようです。果実の上半分には小さなとげがあり、下半分はのっぺりとしていて光沢があります。
別の果実です。長さは2cmほど。内部に2つ、種が入っています。何ともかわいらしい形で、いつか見てみたいものだとずっと思っていました。
果実が熟して下半分が脱落したものです。ゴキヅルは1年草なので、確実に子孫を残す必要があります。
葉の様子です。大きいものではふちが浅く3〜5裂するようです。