7/19/2009
今日はあいにく全道的に雨のようですが、ピンポイント予報では道央では午前中の時間降水量が1mmほどだったので、とある場所へユリ科ハゴロモホトトギスを見に出かけました。
時期的には今年はやや早かったようで、一輪だけが咲いていました。
横顔。咲いていて本当に良かったです。
上から見た所。直径30mmほど。
雌しべは3裂し、雄しべは6つ見られます。
雌しべには透明な球状の小さなつぶがたくさん付いていました。
6枚の花被片には茶色い斑点が多数見られます。
ハゴロモホトトギスは本州で見られるタマガワホトトギスの変種だそうで、葉や茎に毛が生えています。道央に限局的に見られます。
斜め上から見た所。
側面観です。まだ蕾のものが多く、あと10日くらいで本格的な見頃になりそうです。
葉は長さ7cmくらいで先端のとがった楕円形をしています。
基部は茎を取り囲むように付き、うっすらと黒い斑が見られるものもありました。葉脈がはっきりしています。
雨のため、毛の様子はよくわかりませんでした。
キツリフネも咲き始めていました。
草丈30cmほどのラン科ミヤケランではないかと思われます。
花序の部分。
一つ一つの花は直径3mmほどで、花の基部に鱗片状の小さな葉が見られます。