4/18/2010

○もどる

今日ご紹介するのは中国アツモリソウの一種であるCypripedium henryiという草丈30cmほどの草です。
中国では雲南、四川、甘粛省の高山帯に見られるようです。
用土は中粒の軽石を主体に鹿沼土と針葉樹皮を加えて水はけが良いようにしてあります。花は1茎に数個付くようです。

花序の部分です。開花時には悪臭がするとされていたので、どんなものかと待っていました。花に近づいて臭いをかいでみると何だかかいだ記憶のある臭いがしていました。ドクダミの臭いにそっくりでした。

正面観です。袋状の唇弁は直径15mmほどで普通のアツモリソウよりかなり小さいです。

側面観です。前方に突出した唇弁の様子がわかります。

斜め上から見た所。花柱には細かな斑点が見られます。

inserted by FC2 system