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9/11/2011

今日は天気予報では午後から雨との事だったので降られる前にお花見です。
ゴマノハグサ科ウンランが咲き始めていました。

これはシソ科エゾハッカと言われるものです。草丈20〜40cmほど。
学名は
Mentha arvensis L.ssp.piperascens (Malinv.) Haraです。

花は葉腋に輪生状に多数付きます。花冠は直径3mmほど。

エゾカワラナデシコがぽつぽつと見られました。

今日のお目当てはこれです。草丈15〜40cmほどの多年草のヒメハッカです。学名はMentha japonicaです。

花は茎の先端にまとまって数個が付きます。花冠の直径は3.5mmほどで先端が4裂します。

別角度から見た所です。

咲き始めの個体です。

花序を上から見た所です。花冠が4裂しているのがわかります。

また別の株の様子です。

花序の部分です。雌しべの先端が2裂しています。

葉は長さ1〜2cmほどで鋸歯はなく、柄もありません。対生しています。触るとハッカの香りがしました。

蕾のもの。花期は8〜9月です。

今年は豊作?まだ青いヤマブドウがたくさん実っていました。

ここからは場所が変わってゴマノハグサ科エゾコゴメグサも咲いていました。

エゾマツムシソウも多数見られました。

礫地に見事に広がって咲いていたベンケイソウ科ヒダカミセバヤです。

花冠は直径8mmほどで5枚の花弁からなります。

ケシ科チドリケマンはもうすぐ終わりといった感じでした。

茎が長く伸びて所々から花序が立ち上がっていました。

シソ科ヤマハッカは満開でした。この草には香気はありません。

花冠は上下2唇からなり、上唇は4裂し、下唇は前方に突出して内側に巻き込んでいます。先週見たクロバナヒキオコシに感じが似ています。
結局今日は雨には降られずにすみました。

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