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8/7/2011

今日は2週続けて早出だったので、ちょっとゆっくりめのスタートです。
オトギリソウ科トモエソウがあちこちで開いていました。

薄暗い針葉樹林内で見られたラン科ヒメミヤマウズラです。草丈10〜15cmほど。

ミヤマウズラと比べると花が小さく、側がく片の形も違っています。

花の幅径は5mmほどでした。唇弁の内側には毛がありませんでした。

林内では数株見られましたが、これは一番大きくて花の数も多かったものです。

花序の部分です。

側がく片はへの字形にはなっていませんでした。

側面観です。上部の蕾のものを見ると、ごく短い距があるようでした。

基部の葉の様子です。網目状の模様が特徴的です。葉の長さは2cmほど。

真っ白なイチヤクソウ科シャクジョウソウが見られました。

これは茶色くて枯れているように見えるかもしれませんが、葉緑素を持たない多年生の腐生ランの一種であるヒメムヨウランというものです。6株がかたまって生えていました。草丈10〜15cmほど。

花序の部分です。たくさんの花が付いていました。

花序の先端部分の様子です。

花序中央付近の様子です。

花を拡大して見た所です。花の直径は5mmほどと小さく、普通のランとは異なって、唇弁が上になっています。唇弁が他のがく片や側花弁より短いですが、幅はやや広いようです。

側面観です。

アリドオシランも咲いていました。

深い緑色の森の背後に積雲が見られました。北海道の短い夏が過ぎていきます。

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