7/7/2013
今日は初見のラン科ヒロハトンボソウを探しに遠征です。
まずはミヤマオダマキにご挨拶。
中央の先端が白くなっているものが花弁です。
ミヤママタタビも満開でした。
ベニバナイチヤクソウも見られました。
ミツバツチグリもぽつぽつと見られました。旬の時期は過ぎていたようです。
オオヤマオダマキはようやく咲き始めた所でした。
中央の花弁は薄い黄色です。
ハイキンポウゲは局所的に多数見られました。
斑の入った3出複葉の葉の様子です。
本日の主役のヒロハトンボソウのお出ましです。局所的に群生していました。草丈20〜50cmほど。葉はトンボソウより幅が広くてオオヤマサギソウにそっくりです。
花序の部分です。トンボソウより密に花が付いています。
花序上部の様子。
花序下部の様子。
草丈40cmほどの株です。
花序は長くて20cmほど。
唇弁がくの字になっているのがわかります。
背がく片と側花弁は合わさっていて側がく片が左右に張り出すか、後方へと折れ曲がっているのがわかります。
また別の個体です。どうもヒロハトンボソウは傾斜地が好きなようで、今日見たものはすべて斜面にありました。
花序上部の様子です。
斜面にぽつりと一株。孤高のヒロハトンボソウです。草丈50cmほど。葉だけを見ると本当にオオヤマサギソウに似ていて、オオヤマサギソウをヒロハトンボソウとしているサイトも見かけます。
花序は長さ20cmほど。
花序中央の様子です。
一つ一つの花は直径8mmほどで、唇弁基部に小さな突起が見られます。
花の側面観です。距は長さ1cmほどで細いです。