連休2日目も午前2時に起床して道央道を旭川まで行って旭岳ロープウェイ乗り場まで行きました。大雪山系も既に初雪が9月12日に観測されていたので、しっかりと防寒対策をしておきました。今日は朝から駐車場はほぼ満車で普段無料の公営駐車場も混雑緩和協力金という名目で強制ではありませんが300円の募金を募っていました。
午前5時30分発の便で登ります。満員でした。

姿見駅に着いてみると旭岳がくっきりと見えていて、飛行機雲がよぎっていました。

今日の予定は旭岳の北側にある中岳、北鎮岳、比布岳、当麻岳巡りです。午前5時40分入山です。地図はこちら
この画は鏡池に映った旭岳の様子です。

まずは裾合平を目指します。チングルマの葉が赤紫色になっていました。

今朝も冷え込んだようで登山道脇には白い髭のような霜柱が出来ていて、水溜りには氷が張っていました。

花後のチングルマの綿毛。

今日の最終目的地の当麻岳方向を見た所です。

裾合平付近の紅葉。

姿見駅から1時間ほどで裾合平の分岐に着きました。今日はここを右に折れて進んで行きます。

旭岳の裏側の様子。

中岳と北鎮岳(左のピーク)が見えてきました。

旭岳山麓の紅葉の様子。

旭岳と間宮岳方向の様子。

木道脇の霜柱と無数のチングルマ。

中岳への登りにとりかかります。

中岳温泉付近の様子。

中岳分岐まで長い緩やかな登りが続きます。

比布岳方向を見た所。

中岳分岐に着きました。

分岐からは多少アップダウンのある道を進んで行きます。

お鉢平をのぞいて見た所です。有毒ガス(亜硫酸ガス)が噴出しているようで立ち入り禁止です。

もうすぐ中岳です。中央に北鎮岳。

標高2113mの中岳に着きました。
後ろはお鉢平。

次なる目的地は大雪山系の中で旭岳に次いで標高が高い北鎮岳です。

北鎮分岐に到着。

北鎮岳が近づいてきます。

もうすぐ山頂です。

ようやく標高2244mの北鎮岳に着きました。北鎮岳という名前は旧陸軍の第7師団が旭川に置かれたためその鎮台という意味で付けられたそうです。

登ってきた方向を見た所。右側に旭岳。

これから登る比布岳方向を見た所です。

新雪が残る斜面。

北鎮岳斜面の向こうに旭岳。

鋸岳の中腹をトラバースしていきます。

トラバースの途中でふと見上げてみると確かに鋸の歯のような雰囲気でした。

鋸岳のトラバースが終わると比布岳が見えてきました。北鎮岳からは一度高度を下げているので登り返しが結構こたえます。

比布岳への登り返し。

もうすぐ山頂です。

比布岳に到着。標高2197mです。
結構広い山頂でした。

比布岳から先の荒涼とした風景です。

今日は空気が澄みきっていて比布岳からは左に十勝岳、右に芦別岳が見られました。

登山道があまりはっきりせず、ガスがかかるとちょっと恐そうです。

山麓の紅葉。

大勢の登山者で賑わっていました。

ここのやせた尾根からは愛別岳にも行けるようでしたが傾斜が急で細い尾根伝いに進むのでほとんど行く人はいませんでした。

こげ茶色の岩塔が迫ってきました。ここは常に何だかぱらぱらと音がしていて、よく見てみたら小さな岩が絶えず崩落していました。

次は当麻岳へと進んで行きます。

沼ノ平が見えてきました。

山麓の様子です。

チングルマなどの紅葉が見られます。

もうすぐ当麻岳です。

これも旭岳山麓の様子です。

当麻岳北側山麓の様子です。なかなかきれいです。

沼ノ平の沼が大きく見えてきました。

岩だらけの当麻岳山頂です。

登ってきた方向を見た所。右手奥に小さく北鎮岳が見えていました。

当麻岳から当麻乗越へとトラバースしていきます。

大きな岩の塊を乗り越えていきます。

当麻岳からの急な下りです。

沼の平の紅葉。

コケモモの実がたくさん付いていました。

当麻岳から下ってきた所を振り返って見てみました。

改めて旭岳山麓の様子です。

沼の平の沼と岩塔群。

多数の岩塔と紅葉の様子。

ナナカマドの紅葉。

ピウケナイ沢を渡ります。渡渉点を選べば靴を濡らさずにすみます。

当麻岳山麓の紅葉。

比布岳から当麻岳の様子。

もう一度旭岳山麓の様子。

比布岳(中央)から北鎮岳(右)。全行程8時間30分のなかなか楽しい山巡りでした。

下山は午後2時10分。鏡沼に映った旭岳が朝よりきれいでした。
この後ロープウェイで麓まで戻りましたが混み合い始めていて、1便待ってから下りました。

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9/21/2009

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