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5/13/2012

今日は早起きして、昨年初めて出合ったラン科ホテイランに再会を果たすべく遠出しました。
5月の新緑がとてもまぶしいです。エゾヤマザクラもまだ咲いていました。

まずはオオタチツボスミレにご挨拶。

今年の初物。スミレサイシンもたくさん見られました。

花のアップ。

林の中で花見をしていたら、何やら動物の気配がしました。よく見てみたらタヌキ(エゾタヌキ?)がいました。近くまで行っても逃げる様子がなくてマクロ撮影できました。

今年は2ヶ所で群生が見られたオオバキスミレです。

三葉はあまり大きいといった感じではないのですが、一応オオバキスミレという事で、、、

花もやや小さく、直径13mmほど。

ツツジ科イワナシもあちこちで見られました。

花冠は長さ1cmほどで、先端が浅く5裂しています。

さあ、お待ちかね、ホテイランの登場です。

この個体は草丈10cmほど。

正面観です。無事再会する事が出来て、鳥肌が立ってしまいました。もしかすると先ほど出合ったタヌキに化かされているのではないかと思ったくらいです。

側面観です。唇弁と下方に伸びた距の様子がわかります。美しい、、、

昨年は一株しか見つかりませんでしたが、今年は全部で10株が局所的に散在して見られました。
これはまた別の株です。草丈8cmほど。

正面観です。完璧な姿だと思います。後方の苞と放射状に開いた花弁とがく片の様子がわかります。

またまた別の株です。花弁とがく片がカールしていました。

側面観です。唇弁にあるひげ状の突起がわかります。

まだまだ続きます。これも草丈10cmほどの個体です。

正面観です。唇弁の下に突き出た薄いオレンジ色の距が2つ見られます。

斜め前方から見た所です。

上の画像とは反対側から見た所です。

側面観です。

斜め前方からアップで一枚。

これは草丈が7cmほどで、一枚の葉が立ち上がっていた個体です。

正面観。花弁、がく片の様子がちょっと異なっています。

先ほどのものと同一ですが、記念にもう一度。

側面観です。距が長く飛び出しています。

もう一度正面観です。時間の経つのも忘れて見入ってしまいます。

今日見た中で一番草丈が高く、花弁、がく片の色が紫色を帯びていた個体です。後方にもう一株ホテイランが見えています。

側面観です。草丈は12cmほど。

アップで正面観です。

同じく側面観です。見ごたえがあります。

こちらは草丈8cmほどで、花弁、がく片の幅が狭かった個体です。

これまた素敵な正面観です。

側面観です。

上方から見た所です。

同じ個体ですが春の日差しに照らされて、また違った表情を見せてくれました。

もう一度正面観です。

これは今日見た中で一番草丈が低かったものです。草丈6cmほど。

斜め前方から一枚。今日は心行くまでホテイランを楽しめました。感激!!

葉の様子も見ておきましょう。長さ3〜4cmほどで、基部に一枚だけ見られます。

この地ではコアツモリソウも開花前でしたが多数見られました。

最後にシジミチョウの仲間にご挨拶。
いかがでしたか?お楽しみいただけたなら幸いです。

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