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5/9/2010

今日は午前6時に自宅を出て、ちょっと遠出です。お目当てはスミレ科のイブキスミレという草です。
現地到着午前8時30分。あたりをぐるぐると探し回って、ようやく開花株に出会いました。
先月が寒かったので、開花が遅れるかもしれないとも思っていましたが、平年並みに開花していました。

花は直径15〜20mmほどで、オオタチツボスミレに似ています。

側面観です。距は太く、白色で長さ5〜6mmほど。

葉はやや薄くて心形をしています。

目がなれてくるとあちこちに咲いているのがわかってうれしくなりました。

北海道にもやっと春が来ました。

明け方まで小雨模様だったので、花弁の傷みが気がかりでしたが、大丈夫でした。

葉の茎や花柄はやや紫色がかっていました。

距は直線的です。

たくさんの花を付けたもの。草丈は6cmほどでした。

側花弁基部は無毛でしたが、有毛のものも見られるようです。

花柄は無毛です。

また、別の個体。

2つ並んで。

唇弁の模様が印象的です。

側面観です。

花柱は細く、やや曲がっているようでした。

イブキスミレは一見すると地上茎が無いように見えますが、開花後には地上茎が伸びて、閉鎖花や2番花を付けるようです。このちょっと変わった性質のためか、学名には、mirabilis(不思議な)という名前が付けられています。 

予定通り見つけられて本当によかったです。

もう一度側面観。

葉はタチツボスミレなどよりやわらかい感じでした。

葉が極めて小さいヒナスミレが一株。

カタクリもたくさん見られました。

フイリミヤマスミレも満開でした。

小さなタチツボスミレ。

こちらは今まで見た中では一番花が大きかったオオバナノエンレイソウです。

花の直径は10cmほどありました。

ヒメアマナではないかと思います。
普通のキバナノアマナに比べると花の直径は半分くらいで、全体に華奢な感じでした。

自宅に戻ってから、満開のエゾヤマザクラを見に行きました。
ソメイヨシノはようやく花が咲き始めたところでした。

桜の脇にはD51が保存されていました。

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