8/25/2012
季節は進んでもう8月も末。とある林内では、ラン科ミヤマウズラが咲き始めていました。草丈10cmほど。
葉は根元にいくつか見られ、斑が入っています。
開花し始めた花の正面観です。側がく片がへの字形に曲がっています。
側面観です。距は見られません。
そろそろ咲き始めただろうと思って探しに行ってみたら、今年もラン科ジンバイソウに出会う事ができました。
草丈20cmほど。
花序の部分です。
別の株です。この地ではあちこちに点在していましたが、気のせいか個体数が減っているようでした。
同じく花序の部分です。
花の正面観です。側花弁が前方に飛び出して、側がく片は後方へと反り返り、唇弁も反り返っています。
上方から見た所です。一番上の背がく片と後方へ反り返っている側がく片の様子がわかります。
後ろが礫地の所で咲いていたものです。花序の様子がよくわかります。
距が真っ直ぐ後方へと伸びて、唇弁が巻いているのがわかります。
側面観をアップで一枚。前方へ伸びている側花弁の様子がわかります。
また別の所で一枚。
背がく片、側花弁、側がく片、唇弁の様子がわかります。
ツタウルシに囲まれて、ラン科ミヤマモジズリも咲き始めていました。
花序の部分です。
苔むした所で見られたものです。この所あまり雨が降っていないので、葉がちょっとしなびたような感じでした。
一番下の花は終わりかけで、一番上のものは蕾でした。