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8/31/2008

今日は3年前の秋に登ったことがある札幌市内の標高983mの神威岳にこの時期に見られるお花畑に期待して登ることにしました。
午前7時30分入山です。

お出迎えの花はエゾトリカブトでした。

花の蜜を吸っているのか、一匹のカンタンがとまっていました。

マタタビが実を付けていました。

林道から見た砥石ダムです。

林道のショートカットコースに入ります。

林道の終点が登山口になっています。

登山道をしばらく歩いていくと一番目のちょっとしたロープ場があります。

登山道は細かくジグを切って登っていくようになっています。

登山道脇にあったヒメツチグリ科のフクロツチガキというキノコです。

まだ蕾でしたがリンドウ科のホソバノツルリンドウが見られました。
葉はツルリンドウより細長くて色がやや薄い感じでした。
開花は2週間後くらいでしょうか。

2回目のロープ場に着きました。

山腹の巖望台まで来ました。

巖望台から見た山頂です。

巖望台を過ぎると登りはさらにきつくなり倒木が行く手をさえぎります。
加えて今日は暑さがぶり返したので汗が噴き出てきます。

山頂近くで見られたゴマノハグサ科エゾシオガマです。
草丈20cmほどでした。

花序の部分です。

上から見たところです。
一つ一つの花は長さ2cmほどです。

山頂直下の最後のロープ場です。かなり斜度があって湿っていて滑りやすいです。

見事な咲き具合のユキノシタ科ダイモンジソウです。

山頂到着。後ろに見えている山は百松沢山です。登山道はありませんが冬から春先にかけてスキーで登れるそうです。

山頂で早めの昼食をとって、次は本日のお楽しみの山頂直下にある岩場のお花畑を見に行く事にしました。
斜度がかなりきつかったです。

草丈20cmほどの大きなベンケイソウ科アオノイワレンゲです。

昨年八剣山でも見たベンケイソウ科エゾミセバヤがたくさん咲いていました。

昨年見たものより色が濃く鮮やかでした。
群落を多数作っていたので巖望台からもその存在がわかるほどでした。

また別の個体です。

滑落しないように且つ植物を踏みつけないように慎重にゆっくりと3点支持で移動しながら観察していきます。

上の個体を側面から見た所。
葉は長さ1〜1.5cmほどで対生または互生し厚みがあります。

花弁は5枚あります。
画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。

隠れたお花畑を見ることが出来て良かったです。

改めて山頂部を振り返って見た所です。

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