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10/16/2011

今日はあまり天候が良くない中、北海道では檜山地方で見られるキク科のキッコウハグマという草を観察に出かけました。道中激しい雨に見舞われましたが目的地に着いてみると時折日もさして何とか雨には当たらずに観察ができました。
これが常緑の多年草であるキッコウハグマ(亀甲羽熊)です。この個体は草丈10cmほど。

葉は五角形状でやや厚みがあり表面に少し毛が生えています。これを亀の甲羅に見立てて名前が付けられています。

この個体は草丈20cmほどのものです。この地では個体数はかなり多くて、群生している所もありましたが残念ながら開花しているものは見られず、閉鎖花ばかりでした。

長い柄のある葉がロゼット状に多数見られます。

閉鎖花のまま結実したものの様子です。来年こそは開花しているものを見てみたいです。

ラン科ツチアケビの実がまだ残っていました。実の長さは10cmほど。

名称不明のアザミ属の花がいくつかみられました。草丈40〜50cmほど。

頭花は直径40mmほど。

根生葉は長さ20cmほどでした。

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