9/19/2011
この所ようやく秋らしくなってきて一雨ごとに気温が下がってきて大雪からは紅葉の便りも届きました。今週中には初冠雪が見られるかもしれません。
今日は久しぶりにゴマノハグサ科コシオガマを探しに出かけてみました。
薄紅色の花冠が素敵です。
正面から見た所です。幅径は15mmほど。
長さは2cmほどです。
今日見られた株は草丈が10〜20cmほどと小ぶりでした。
花は普通、葉の付け根に2つ見られます。
花冠内部を強拡大してみた所です。内部に毛が生えていました。
別の株です。
花冠内部から多分雌しべであろうと思われるものが飛び出していました。
葉の様子です。がく片は5つ見られます。
シソ科ナギナタコウジュもあちこちで咲いていました。
花序の様子です。一つ一つの花は長さ4mmほどです。
キク科ヤクシソウは数株見られました。草丈50cmほど。
頭花は直径15mmほどです。
これは2ヶ所で見られたシソ科のモミジバヒメオドリコソウです。草丈10〜15cmほど。シソ科のホトケノザと同じくシソ科の帰化植物であるヒメオドリコソウとの交雑種であると言われています。葉の形はヒメオドリコソウに似ていますが鋸歯が深く切れ込んでいます。
花は茎の先端部にのみ見られます。
花冠の側面観です。長さ15mmほどでヒメオドリコソウより長いです。
花冠を斜め前方から見た所です。上下2唇からなっています。
ツユクサの味わい深い青色。
ゴマノハグサ科ウンランもあちこちで群生していました。
リンドウ科ハナイカリがまだ残っていました。
斜め前方から見た所です。
目を凝らして見ていたらゴマノハグサ科エゾコゴメグサも咲いていました。
林の中でひときわ目立つ存在のチョウセンゴミシの実です。
リンドウ科エゾリンドウもまだ見られました。
今日はくもっていたのですが、花冠が開いていました。花冠の長さは4〜5cmほど。