5/4/2011
GW2日目は友人のI氏と共に三浦半島の先端にある三浦市内の黒崎の鼻という所を目指しました。暖かくお散歩にはもってこいの日和となりました。これは黒崎の鼻という小さな岬の先端部を見た所です。浜辺ではテントを張ってバーベキューに興ずる人々もいました。場所は京浜急行久里浜線終点の三崎口という所から徒歩で25分くらいです。
バラ科マルバシャリンバイが満開でした。
シソ科ホトケノザがまだ残っていました。
ユリ科ナルコユリが限局的に見られました。草丈40cmほど。茎には稜がありません。
花は長さ2cmほどで、先端が緑色になっています。
トウダイグサ科ナツトウダイもいくつか見られました。草丈30cmほど。
赤茶色の4つの腺体と、その中央から出る丸い子房の様子がわかります。
ハマエンドウは群生していました。
マメ科ミヤコグサもあちこちで見られました。
サクラソウ科ハマボッスも咲き始めていて、あちこちで群生していました。
花冠は直径1cmほど。
ヒロハクサフジだろうと思いますが、花が少なく、一枚一枚の葉が幅が広かったです。
ツルナ科ツルナも小さい黄色い花を付けていました。
花は葉腋に1〜2個付き、花弁はなく、3〜5個のがく片が見られます。
ケシ科キケマンも花盛り。
側面観です。一つ一つの花の長さは15〜20mmほどです。
黒崎の鼻をあとにして京急三崎口駅に戻る途中で立ち寄った延寿寺というお寺の御神木とI氏。
延寿寺の本堂です。三浦七福神の大黒天がまつられているそうです。
途中の道端に生えていたトウダイグサ科トウダイグサです。草丈20〜30cmほど。茎の先の方には5枚の葉が輪生しています。
杯状花序の様子です。4つの楕円形の腺体があります。
羽化したばかりのハグロトンボの雄がヨモギに止まっていました。
黒崎の鼻へ行く小道から先端部分を見た所。(I氏のご提供です。)
このような草地にいろいろな植物が育っています。とても良い感じの所です。(この画像もI氏からいただきました。ありがとうございます。)