8/15/2015
今日はあいにく当地では雨の予報。おまけに目的地の天候をラジオで聞いてみたら大雨警報が出ていました。どうなる事かと思いながら目的地に着くと雨は止んでいて薄日がさしてきました。何とラッキーな事か!
この地では緩やかな斜面にゴマノハグサ科ママコナが群生していました。
たくさんの花柄を出していた株です。草丈20〜50cmほど。初見だったのでとてもうれしかったです。
2つの花序の様子です。
側面観です。がくには毛がたくさん見られ、苞葉のふちも尖っています。
正面観です。花は上下2唇からなり、下唇には初め白くて時間が経つとピンク色になる隆起が見られます。
別の花序の側面観です。
斜め上から見た所です。下唇の隆起の色合いの変化が見られます。
側面観をアップで一枚。花の長さは2cmほどです。
正面観です。上唇と下唇は蕾の時はくっついていて、それから開裂するようです。。
葉は長さ2〜7cmほどで対生していました。
咲き始めのヒキヨモギがありました。
雨に打たれたエゾフウロの花です。
センニンソウも咲いていました。
ここからは場所をちょっと変えてゴマノハグサ科ミヤマママコナの観察です。
花序の側面観です。ママコナで見られたがくの毛や苞葉のとげは見られません。
正面観です。下唇に黄色い斑点が2つ見られます。
拡大してみるとこのような感じです。
別の株です。
花序の部分です。
側面観です。花の長さは2cmほど。
葉はママコナと同じく対生します。
ツリフネソウも咲き始めていました。
クサギの花も見られました。今日は奇跡的に雨にあたらず花見ができました。