5/19/2011
今日は何だかはっきりしない天候で、朝方は小雨が降っていましたがお昼前には止んで薄日がさしてきたので予定通りお出かけです。
これは、出かける前に我が家のベランダにある鉢を見てみたら、いつの間にか外来種のビオラ プリセアナが入り込んできていて花が咲いていました。直径18mmほど。
これも多分外来種だと思います。ビオラ ソロリア レッドジャイアントかもしれません。今日の目的地に行く途中で見つけました。
花は直径20mmほどで、側花弁には毛が生えていました。
葉の様子。夏葉はとても大きくなるようです。
これも外来種です。ビオラ パルマータという北米原産のスミレです。
花は直径15mmほど。側花弁にはわずかに毛が見られました。
このスミレは葉に特徴があって、切れ込みが見られます。
レンプクソウ科レンプクソウが咲き始めていました。
花の様子。
今日の主役は生息地が限られているアブラナ科モイワナズナという草丈20cmほどの多年草です。山地の岩場で見られます。名前からわかるように、札幌市内にある藻岩山で発見されたようです。道内分布は西南部及び網走地方で、本州では長野県で見られます。あまり目立たない草ですが、初見だったのでうれしかったです。
花は他のアブラナ科の草同様、茎の上部に集まって付きます。
側面観です。
花の直径は7mmほどと小さいです。
花弁は4枚あります。
基部にはこのような倒披針形のロゼット葉がたくさん見られます。
もう実になっている株も見られました。実の先端に2mmほどの花柱が残っているのがわかります。
シソ科オドリコソウが群落を作っていました。
葉の付け根に花が輪状に付きます。
これも山地の岩場などで見られる落葉低木のバラ科エゾシモツケです。
多数の雄しべが突き出るのが特徴です。
エゾリスが一生懸命クルミを割って中の実を美味しそうに食べていました。植物も動物も一斉に動き出しています。