7/15/2010
7月ももう半ば。花の時期がどんどん過ぎ去って行きます。
森の中は一面の緑。とてもくつろいだ気分になります。
マタタビの葉の先端が白化していました。
花は葉の下にぶらさがるように付いて、直径25mmほど。
シソ科ウツボグサが群生していました。
ラン科エゾスズランはようやく咲き始めました。
地味な花ですがやはりランの顔をしています。
イチヤクソウ科ヒトツバイチヤクソウが満開でした。
葉は右の株の根元に一つだけ見られました。本当に小さい葉です。
ユリ科オオウバユリがあちこちで芳しい香りを放っていました。
斜め前から見た所。
カワトンボの雄だと思います。
草丈50cmほどのバラ科ダイコンソウです。花の直径は15mmほど。
茎に付いている葉はこのように3出複葉か単葉です。
エゾアジサイの飾り花のブルーがきれいでした。
早くもツルリンドウが咲き出していました。
緑の中で目立っていたユリ科オオバタケシマランの実です。
2つ並んでクルマユリ。
今年も無事にいくつか見られたラン科フガクスズムシソウです。
花序の部分。これだけ均整のとれたものは初めて見ました。
正面観です。
3つの白っぽいがく片と糸状の側花弁、折れ曲がった唇弁、花柱の様子がよくわかります。
これも無事に見られたラン科キンセイランです。3株見つけましたが花は終わりに近かったです。
残念なのは昨年見つけたものがなくなっていた事です。
がく片と側花弁が周囲の緑に溶け込んでいます。
別の個体の花です。
見る事が出来て良かったです。