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8/15/2010

今日はお盆の時期の恒例となっている花見に出かけました。あいにくの小雨模様でしたが何とか観察できました。
これは、草丈30cmほどのマメ科ナンテンハギです。

ちょうど満開の良い時期にあたりました。

側面観です。一つ一つの花は長さ15mmほど。

葉の様子です。メギ科のナンテンの葉に似ています。

数が減っていましたがゴマノハグサ科ヒキヨモギもいくつか見られました。

側面観です。

今年も笹刈りを何とか免れてキキョウ科バアソブが3株見られました。

色の薄いもの。

花冠内部の様子です。

まだ蕾のものもありました。

同じくキキョウ科のサワギキョウです。

正面観です。上下2唇からなっています。

花柱が伸びて下方へ彎曲しています。

バラ科ホザキシモツケもあちこちで咲いていました。

今年はあまり個体数が多くなかったラン科ミズトンボです。草丈30cmほど。

正面観です。

側面観。長い距が下方へ伸びています。

これが本日の主役のオトギリソウ科ミズオトギリという多年草です。草丈30〜50cmほど。湿地や水辺などで見られます。
この草はちょっと変わっていて午後3時頃に開花し始め、夕方には閉じてしまう一日花です。今日はこの草の開花時間に合わせて出かけてきました。

側面観です。

花を拡大して見た所です。直径10mmほどで、きれいなピンク色の花弁が5枚あり、3本束になった雄しべが3つ見られます。
何とか開花しているものを見られて良かったです。

この時期の定番の一つ、リンドウ科ハナイカリです。二年草のせいもあるのかも知れませんが、今年は不作で群生は見られませんでした。
なくならないようにと祈るばかりです。

側面観です。何とも不思議な形です。

正面観です。雄しべは4本見られます。

芝生の中や道端などでもよく目にする事のあるラン科ネジバナが咲き始めました。草丈15cmほど。

花序の部分です。小さな花が多数付いています。

唇弁は白く2裂していて、さらに先端が浅くへこんでいるようです。

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