山麓ではオオナルコユリがたくさん見られました。

少ないながらキク科ウスユキソウも咲き始めていました。

ツマトリソウも少し見られました。

標高1800m付近で見られた個体です。花と蕾が少なかったです。

距の様子が何とかわかります。

雨に打たれた姿も素敵です。

蕾と花が多かった個体です。

3株並んで咲いていました。

オノエランを探しながら登っていくと次から次へと見られ、とてもうれしくなりました。

花は直径1cmほどと小ぶりです。

この花を見るために一昨年前から場所の選定をして、昨年末に飛行機と宿の手配をしました。図鑑でこの花を見た時にぜひとも見たいものだと思いました。白い花に心がひかれました。

ミヤマニガイチゴもぽつぽつ見られました。

6/30/2019

この株の唇弁はくさび形でした。

2株並んで咲いていました。

葉は基部に向い合せになって2枚が見られ、厚みとつやがあり、上部のものは苞葉となるようです。

花弁とがく片は純白で唇弁にはW形の模様があり、その上側は黄色くなっていて、さらにその上には茶色い距への入り口が見られ、入り口の上には葯が2つありました。

花序の部分です。あいにく花冠は開いていませんでした。

今回は一日仕事を休みにして、栃木県まで出かけました。本州は梅雨の最中。悪天候が予想されていましたが、幸いあまりひどい降水ではなかったので予定通り観察を行いました。まずはニッコウキスゲです。聞いたところでは開花が2週間ほど遅れているとのことで、蕾の個体が多かったです。

イワシモツケが見られました。

ここの個体の唇弁の模様もやや濃かったです。

ここの株の唇弁の模様の色が濃かったです。距は短く、太くなっていました。

今回の遠征の目的はこのラン科オノエランを見る事でした。登山道を進んで標高が1500mを超えるあたりから点在していました。日本固有種で本州中北部、紀伊半島などの高地に分布するようでした。草丈は10~15cmほど。

ネバリノギランも草付きの斜面のあちこちで見られました。

カラマツソウが雨に打たれていました。多数見られました。

平年なら黄色く染まる斜面にぽつぽつと咲いていました。花の直径は10cmほど。

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