8/12/2018
今回は関東地方に遠征して、時期の花を探してきました。まずは薄暗い林内で見られたトサノクロムヨウランです。草丈10cmほど。
あいにく花は開きかけの状態でした。唇弁の先端が薄紫色になっていました。
次は場所を変えてサギソウの自生地に行ってみました。たくさんの株が見られ、マクロ撮影する事ができました。草丈30cmほど。
花の正面観です。この花の自生地は最近あちこちで保護されているようで、絶滅の危機からは脱出しているようですが、やはり自然の状態で見られるのは何ともうれしい事です。
側面観です。
別の株を上から見た所です。唇弁の形状が何ともいえず美しいです。
側面観です。長い距が下に伸びていました。
サワシロギクもたくさん見られました。
ここからはまた別の場所でかねてから見てみたいと思っていたオオミズトンボに出会う事ができました。草丈35cmほど。茎の先端に数個の花が見られました。
花序の部分です。
花の正面観です。側がく片が白く、斜め下に向かって伸びており、十字形の唇弁の左右の裂片も斜め下に向いて伸びています。
側面観です。
距は基部が白く先端が丸くなって膨らんでいて、長さ4cmほど。
サクラソウ科ヌマトラノオもたくさんみられました。