○もどる

8/2/2012

花を追いかけているうちに、気が付いたらもう8月ですね。という訳でまた、今日は時期の花を探しに出かけました。草丈30cmほどのラン科オオヤマサギソウが見頃になっていました。

花序の部分です。

正面観です。幅径は8mmほどです。

側面観です。後方へ長さ2cmほどの長い距が伸びています。

広葉樹林内にぽつりと生えていた株です。基部の二枚の葉の様子がわかります。

側がく片は上方へと彎曲しています。

斜め前方から見た所です。唇弁が下に伸びて、後方へと折れ曲がっているのがわかります。

側面観です。花柄がねじれているのがわかります。

満開に近く、花序の長さが15cmほどあった大きな株です。

背がく片と側花弁は前方に突出しています。

こちらも花序が長く、まだ咲き始めのものです。

この個体の花弁とがく片は真っ白でした。

白い花弁、がく片とは対照的な緑色の長い距が印象的です。

背がく片、側がく片、側花弁、唇弁の位置関係がわかるかと思います。

イチヤクソウ科イチヤクソウがまだ残っていました。草丈10cmほど。

花冠は直径1cmほどで、花弁状に5裂しています。

これは花の直径が3mmほどのとても小さな花を多数付けるシソ科のヤマクルマバナという草です。

花冠は上下2唇からなっていて、下唇は3裂しています。

側面観です。長さ5mmほどの筒状の花です。

inserted by FC2 system