10/4/2009
今日は天気予報では午後に一時的に雨が降りそうだったので遠出はやめて近場での散策をしてみる事にしました。やってきたのは小樽市にある祝津です。地図はこちら。
ここの展望台に車を止めて赤岩オタモイ線歩道を歩いて行きます。
展望台から見た海岸線の様子。
積丹岬と似たような風景です。
展望台から150mほど登って行くとこのような案内板がありました。
歩道は階段が設けられていたりして歩きやすかったですが、結構アップダウンがありました。
展望台の方向を見た所。突き出しているのが高島岬で、小さな島はトド岩と言われるものです。
ヌルデのプチ紅葉。
下赤岩山山頂付近から見た赤岩山です。標高371m。
下赤岩山付近の崖。
ロッククライミングをする人々で賑わっていました。
歩道脇で3ヶ所アキノギンリョウソウの花後の様子が見られました。
赤岩山からオタモイ方向への快適な道です。
祝津から3kmくらい歩いた所で海岸方向へと下る道に入ります。
オクトリカブトが残っていてひときわ妖艶な姿を見せてくれました。
今年最後の輝きを放っていました。
烏帽子の様子。
ようやく海岸にたどり着きました。
今日は最高気温が19度ほどになり、日差しもあったので、かなり汗をかきました。
海岸の背後は切り立った崖が多く、小さな滝がありました。
風がやや強くて波しぶきが立っていました。
岩場で羽を休めている海鳥の群れ。
ここでようやく本日のお目当ての草の登場です。
草丈10〜20cmほどのキク科ピレオギクです。日本海側に分布しています。
崖にへばりつくようにして生えていました。
花冠の直径は5〜6cmほどで、中央に多数の筒状花があり、そのまわりに白い舌状花が見られます。
別の株。時期的にはやや遅かったようですが、何とか見る事が出来て良かったです。
葉の様子です。細かく切れ込んでいてシュンギクのようでした。
まだあるかなと思っていたら、一株だけあったムラサキ科ハマベンケイソウです。
花冠は長さ1cmほど。
キク科ハチジョウナではないかと思われるものが咲いていました。
草丈30〜70cmほど。
和名は八丈菜ですが、北国の海岸で多く見られるそうです。
花冠は直径3cmほどで、多くの舌状花からなっています。
葉は互生して柄はなく、長さ10cmほどの狭楕円形で、浅く羽裂します。
帰り道にて。ここの林にはミズナラが多くてドングリがたくさん落ちていました。
見晴らしのよい所からオタモイ海岸の先の方を見た所。右手の穴が開いている所が窓岩で、左の穴がツルカケ岩と呼ばれています。