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8/3/2010

我が家のラン科サギソウが開花し始めました。草丈30cmほど。
この暑い時期に涼しげな雰囲気を醸し出してくれます。もともと湿地性の植物なので、用土は水苔を主体にして鹿沼土や蝦夷礫を少し混ぜてあります。

花は一茎に2〜3個ほど付きます。

正面観です。唇弁が大きく、サギが飛んでいるように見えるためにサギソウと呼ばれるのですが、それにしても自然の造形にはただただ驚かされます。唇弁の幅径は25mmほど。側花弁は上方へ跳ね上がっています。

斜め前方から見た所です。

側面観です。距が非常に長く4cmほどあって、先端が薄緑色になっています。側面観からはサギソウがミズトンボ属である事がわかります。

側花弁に囲まれた花柱の様子がよくわかります。

後ろから見た所。3枚の緑色のがく片が見られます。

葉は幅1cm、長さ4〜8cmほどの線状披針形です。この株は銀河と呼ばれる一般的なもので、葉のふちが白くなります。

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