10/13/2013
今日も札幌では昼過ぎ頃から時雨れてきて、北の空に虹がかかっていました。平地の気温も低くなってきています。
今日は先月、神奈川でキバナアキギリを見てから気になっていた園芸品種のサルビアの話題です。
これは自宅近くの公園で咲いていたサルビア コクネシアという南米原産の花です。
花序の部分です。
花の正面観、側面観、蕾の様子がわかるように写してみました。キバナアキギリ同様上下2唇からなっていて、下唇が大きく、3裂しています。
上から見た所です。
改めて側面観を一枚。上部の雄しべは花冠から飛び出していました。雌しべの先端は2裂しています。がく片は上下2個あって、上方のがく片は紫色を帯びていました。
こちらがいわゆるサルビアです。学名はサルビア スプレンデンスといって、ブラジル原産だそうです。別名はその色合いからヒゴロモソウとされています。満開のように見えますが、開花しているのはほんのわずかで、大部分の赤色のものはがく片の色です。花が咲き終えてもがく片は残るので、遠目には開花しているように見えるので重宝なのかもしれません。
花冠の側面観です。長さ35mmくらいでした。
正面観です。下唇は小さくて、浅く3裂していました。
先端が2裂した雌しべが飛び出ていました。