8/23/2015
今年はいつも見ている所で見られなかったのであきらめかけていたハナイカリを見る事ができました。
花冠の様子。
今日の目的の花、ゴマノハグサ科サワトウガラシに出会う事ができました。以前からこのくらいの時期になると探していたのですが、なかなか見つけられずにいましたが、やっと見られました。初見だったのでとてもうれしかったです。
花冠は直径7mmくらいで、上下2唇からなり、下唇は3裂し、中央の裂片が一番大きくなります。本州で見られるものより色合いが濃い紫色をしています。
花冠の側面観です。漏斗状で下唇が前方に出ています。長さ7mmくらい。
別の花です。裂片には紫色のすじが見られます。この花の下唇中央裂片は2裂していました。
側面観です。
草丈は概ね5cmくらいでした。
条件が悪いと閉鎖花になるようです。右側の花の後ろに蕾が見えています。
葉は線形で長さ1cmほど。対生します。
また別の株です。
下唇中央裂片が浅く3裂しています。
花柄は赤みを帯びていて細かな毛が生えています。
花冠が白っぽかったものです。
3花並んで咲いていました。
スミレのような濃い紫色が印象的です。
斜め横から見た所です。がくは5深裂しています。
帰化植物のオオカナダオトギリだと思います。花冠は直径6mmほど。
別の湿地では食虫植物のムラサキミミカキグサが咲いていました。
葉は長さ5mmくらいのへら形になっています。
正面観です。花冠の幅径は3mmほど。下方に距が伸びています。
斜め上から見た所です。
上から見た所です。上下2唇からなっていて花弁にはすじが入っています。
側面観を強拡大で見た所です。
まだ蕾も見られました。