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7/17/2016

この所札幌では週末になると天候が悪くなる事が多く、今日は雨を避けて初見となるシテンクモキリを探しに出かけました。現場に着いて探す事しばし。無事、感動の初対面を果たす事が出来ました。まずは草丈10cmほどの株を撮影。

花序上部の様子です。唇弁の中央部分が暗紫色になっています。

一番上の花の様子です。唇弁の幅径は7mmほどでした。

側面観です。作りはクモキリソウに似ていますが背がく片、側がく片、側花弁が薄茶色になっていて、唇弁の緑色の色合いがクモキリソウよりやや濃くなっていました。

花序を上から見た所です。

そばに草丈15cmほどの株がありました。時期的にはやや遅くて、下部の花は散っていました。クモキリソウの結実率は100%近い事を考えるとクモキリソウとは異なる受粉動態をとっているのかもしれないと思いました。。

花序の様子です。暗紫色の部分がはっきりしています。

上部から見た所です。

斜め前から見た所です。

また花序を上から見てみました。

斜め上から見たところです。内側に巻いたがく片と糸状の側花弁の様子がわかります。

こちらの株は上述した株とは少し離れた所にあったものです。花序下部の花は結実していました。草丈17cmほど。

花序上部の様子です。暗紫色の部分がはっきりしています。シテンクモキリは2007年に新種とされたようです。

唇弁を拡大してみた所です。

斜め横から見た所です。

上から見た所です。

斜め上から見た所です。

がく片、側花弁、唇弁、ずい柱の様子がわかります。

側面観です。

斜め上から見た所です。

ムラサキウマゴヤシが咲いていました。

花序の部分です。

局所的にアヤメが見られました。

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