○もどる

5/5/2013

今年の北海道の春は気温が上がらず寒くてお天気が悪い日が続いていますが、そろそろ咲き始めたであろう花達を探しに道南まで遠征しました。
まずはいきなりラン科シュンランのお出ましです。咲いていてくれて本当にうれしかったです。

花はようやく開き始めたところでした。この花は私が幼い頃神奈川県横須賀市のとある林ににあったのを記憶していますが、その林は宅地開発によって失われてしまいました。現在は他に自生地を確認していたのですが、花期に帰省することがなくて出会えずにいたものがこうして道内で確認できるとは思ってもいませんでした。

側面観です。花の丈は8cmほどとやや小ぶりでした。

前方から見た所です。側花弁がまだ完全には開いていません。

斜め上から見た所です。白い丸まった唇弁がちらっと見えています。

やや斜め下から見た所です。唇弁の紫色の斑点が見えました。

うつむき加減に咲いている花を下からのぞいてみました。洋ランにはない渋い味わいがあります。遠路はるばる行った甲斐がありました。

まだ蕾の株もありました。何とかこの地でいつまでも咲き続けて欲しいものです。

ちょっと花が大きいエゾエンゴサクがありました。

正面観です。

側面観です。

薄日がさしてきて、キクザキイチゲが開き始めました。

今年の初物、スミレサイシンの群落です。

カタクリもたくさん見られました。

春のやわらかな日差しを浴びてきれいに見えます。

花のクローズアップです。

オオバキスミレも大きな群落を作っていました。

葉の大きさにかなり違いが見られました。

何度見てもよいものです。

タチツボスミレも見られました。

あいにくの小雨で花弁に水滴が付いています。

小さなヒナスミレも見られました。

ほんのりとピンク色の花弁がかわいいです。

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