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2010年歩き納めは横須賀へ帰省した折に横須賀市と逗子市の境目にある標高139mの鷹取山登山(?)です。例によって友人のI氏と共に行く事にしました。出発点は京浜急行逗子線にある神武寺駅です。
駅を出た所にはハイキングコースの案内板がありました。

12/31/2010

神武寺〜鷹取山の案内板が道沿いにありました。

常緑照葉樹の林の中をゆったりと登って行きます。

階段は凝灰岩で出来ています。

真っ直ぐな登り。

紅葉したモミジが残っていました。

ほどなく神武寺の境内に入ったようで、鐘楼がありました。

山門へと続く階段。

神武寺の本堂だと思います。中は暗くてご本尊は見えませんでした。

神武寺を後にして山頂へと向かいます。

一部岩登りのような所があって、真新しい鎖が付けられていました。

山頂が見えてきました。

鷹取山は凝灰岩から出来ていて、関東大震災まではここから切り出された岩が塀などに使われていたようですが、大震災以降は切り出しが難しくなったため、しだいに廃れていったようです。第二次大戦後はロッククライミングの練習に使う人が増えたそうで、岩のいたるところにハーケンを打ち込んだ跡がありました。
現在ではハーケンを使ったロッククライミングは安全上の理由から禁止されているようです。

展望台のある山頂部。

ちょっと送電線が邪魔ですが、富士山がきれいに見えていました。

横浜方向を見た所。

山頂から南方向を見た所。

工場群の中にぽつりと残された小山がありました。貝塚で有名な夏島です。

山頂で短波ラジオに興ずるI氏。

追浜方向へ下山する途中に昭和40年に作られたという磨崖仏がありました。

凝灰岩が切り出された跡。

かなり深くまで切り出されていました。この後京急追浜駅まで下って横須賀中央まで京急に乗り、中央から富士見町、堀ノ内へと初めて通る道を辿って帰路につきました。
なかなか面白い歩き納めでした。

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