7/9/2017
今日は神奈川県のとある山に出没して時期の花を観察してきました。常緑照葉樹林内に多数のタシロランが見られました。草丈20〜40cmほど。
フレッシュな花のクローズアップです。天地が逆転していて唇弁が上になっていました。
側面観です。
別の株です。
この花は普通の付きかたでした。
側面観です。短い距が見られます。
また別の株です。
花弁とがく片がきれいに開いているものは少なくて探すのにちょっと苦労します。唇弁には紫色の斑点が見られます。
側面観です。距が半透明になっていました。
続いては久しぶりに見たコクランです。草丈20cmほど。
花序の部分です。
唇弁はクモキリソウに似て、くるりと巻いています。糸状の側花弁が左右に飛び出しています。
斜め上から見た所です。花弁、がく片ともに赤紫色になっていました。
葉は2〜3枚付きます。下の方の葉は昨年のものです。
別の株です。
花序の部分です。
唇弁は幅5mmほどと小さいです。
ずい柱は全体が、花弁、がく片は基部が薄緑色になっていました。
たくさんの蕾を付けたナギランを見つけました。
2つの蕾を付けた個体です。
梅の木に着生したフウランが咲き始めていました。
正面観です。
側面観です。後方へと距が伸びていました。
これは植栽品ですが、ちょっと珍しいのでご紹介します。タヌキモなどと同じく食虫植物のウサギゴケです。草丈3cmほど。ウサギの耳のような花弁が面白いです。
側面観です。距が下に向かって伸びていました。