8/30/2008
高山植物の時期もそろそろ終わり、平地でも見られる花は少なくなってきましたが、今日は苫小牧のとある草原に出没です。
草丈30〜60cmほどの多年草のリンドウ科エゾリンドウです。
花は茎の頂部と葉腋に付きます。
葉は長さ5〜10cmほどの披針形で柄がなく、対生します。
日が当たらないと花が開かないようです。
今日は薄曇だったので開花しているものはないかと探してみたら何とか咲いている個体を見つける事ができました。
もう季節は秋になろうとしています。
花の長さは5cmほどです。
こちらは明日天気が良ければ満開になりそうな株です。
一輪だけぽつりとうまい具合に開いている花がありました。
花冠の先端が5裂しているのがよくわかります。
こちらはキク科キタノコギリソウです。
草丈20〜60cmほどの多年草です。葉は長さ5cmほどで羽状に細かく切れ込みますがノコギリソウよりは浅い感じでした。
花は茎頂にまとまって付き、一つ一つの花は直径1cmほどで中央に筒状花があり、そのまわりを数個の舌状花が取り囲んでいます。