花序の部分です。
また別の株です。葉は長さ20cmほどの線状披針形で数枚が見られました。
花序の様子です。花序は長さ15cmほどでした。
やや色合いの薄い株です。
次はまた別の草原で久しぶりに見られたラン科テガタチドリです。たくさんあってびっくりしました。
側面観です。距は後下方に伸びていました。
別の草原ではヤマサギソウが見られました。
花序下部の様子です。
一株ぽつりと咲いていました。
唇弁は少し前方に傾いており、背がく片も前方へ伸びていました。携帯用の顕微鏡でも観察したのですが、しっかりランの顔をしていました。
側面観です。
画像で見ると大きく見えるかもしれませんが、花の幅径は2mm、上下方向の長さは3mmほどととても小さかったです。撮影がとても難しかったです。花は普通のランとは上下が180度ねじれていて唇弁が上になります。唇弁は三角形状で、よく見ると緑色のすじが見られました。唇弁の左右には上の伸びた側がく片があり中央左右には前方へと曲がっている側花弁があり一番下に背がく片が伸びていました。
今回は道東道が阿寒まで延伸し、釧路外環道も伸びたので、道東まで遠出しました。
まずはとある高層湿原で見られた草丈5~10cmほどの小型のランを探しました。ヤチランを検索してみたら野球場に散りばめたガラス片の中からダイアモンドを見つけるようなものとか、湿原の中で緑色のマッチ棒を探し出すようなものとかとたとえられていて、実際に見つけた時には確かにそのような感じだと思いました。2株並んでいたのをまず観察しました。右側の株は草丈10cmほどで、左のものは5cmほどでした。
シオガマギクも多数見られました。
先端が尖った苞が見られました。
花序の部分です。
花序下部の様子です。距は長さ2cmほどでした。
この地のものは草丈が60cmほどのものが多かったです。
色合いの濃いエゾノレンリソウも見られました。
葉は基部に2~3枚見られ、長さは1cmほどの狭長楕円形になっていました。周囲のミズゴケのようすからもその小ささがわかるかと思います。
7/15/2019
側がく片はやや後ろに曲がっていました。
鮮やかなピンク色の花が集まっています。背がく片と側花弁は合わさって兜状になり、側がく片は左右に伸び、唇弁は3裂しています。
花は茎の上部に多数が密に付きます。
正面観です。
花序の部分です。
ずい柱は中央にあって飛び出していました。