○もどる

7/23/2017

今日は何とか雨にあたらずにすみそうだったので遠出しました。これは地味に初見のベンケイソウ科キリンソウです。草丈20〜30cmほど。

茎の先端に直径12mmほどの花が多数付きます。

葉は菱形で鋸歯が見られ、互生します。

エゾフウロもたくさん見られました。

サクラソウ科オカトラノオが群生していました。

花序の部分です。弓なりに曲がっています。

花冠は花弁状に5裂し、直径1cmほど。

エゾカワラナデシコもたくさん見られました。

咲き始めているかなと思って探してみたらママコナが見られました。

ここで見られた個体の葉は赤みがかっていました。

花序の部分です。

花は上下2唇からなり、長さ2cmほど。

草原の中を探してみたらカキランが咲いていました。

正面観です。2枚の側花弁は柿色になっています。

側面観です。

今日の一番の目的はこのヤマサギソウを見る事でした。緑色の中から緑色の草を探すのに手間がかかりましたが無事発見できました。草丈20cmほど。今まで何度かヤマサギソウかなと思った個体はありましたが確信が持てずにいました。

花序の部分です。10個ほどの花が見られました。

花の正面観です。側花弁が上方に伸び、唇弁は下垂しています。薄茶色の2つの点は葯室です。

一番上の花の側面観です。長さ15mmほどの距が後方へと伸びています。

斜め前方から見た所です。側がく片が後方へ曲がって伸びています。

背がく片の付け根から側花弁が伸びています。

上方から見た所です。緑色の背がく片と同じく緑色の側がく片が見られます。側がく片の先端は丸まっていました。

葉の様子です。ちょっと傷んでいますが一番下の葉が大きかったです。

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