5/12/2013
今日は事前の天気予報がはずれて好天に恵まれ、初夏を思わせる日和の中、横須賀の軍港クルーズを体験してみる事にしました。このクルージングは株式会社トライアングルが行っているもので、一日6回運行されます。大人1200円、周遊時間約45分です。
出航してまもなく見えてきたのが海上自衛隊の潜水艦です。海の忍者とでも言いましょうか、艦名、船体番号などは表示されていません。行動は秘密裏に行われるのだそうです。
潜水艦の脇には米海軍のイージス艦の船体番号85、マクキャンベルが停泊していました。
これはちょっと珍しいオーストラリア海軍の艦船です。
自衛隊の潜水艦が二隻停泊していました。一隻500億円だそうな。
こちらは米海軍の改修中のイージス艦です。
今回は運良く、原子力空母CVN73ジョージワシントンを見る事が出来ました。CVNというのはCarrier Vessel Nuclearの頭文字を取ったものです。通常型の空母は全艦退役したため、現在就役している空母は全て原子炉搭載型です。とにかく大きいです。
艦橋を見た所です。船体番号の73という数字が見られます。手前には整備訓練用のものなのか、一機のFA18ホーネットが見られます。入港時には搭載されている艦載機は事前に厚木基地に移動します。
見る位置が少し変わりました。
艦首に近づいてきました。
正面から見た所です。
これは横須賀港沖合いに停泊していた海上自衛隊の補給艦ときわです。船体番号423.
住友重工のクレーンも見えました。よこすかという文字を書くのに1000万円かかったのだそうです。
遊覧船は横須賀港を出て、北側の長浦港へと向かいました。長浦港に停泊中の船体番号5106海洋観測艦しょうなんです。
ちょっと見にくいですが、船体番号5105、同じく海洋観測艦のにちなんです。
これは用途廃止になって長浦港内に係留されていた潜水艦です。いずれスクラップになるようです。
船体番号5104、海洋観測艦のわかさです。
二隻ならんで掃海艇が係留されていました。船体番号605ちちじま、船体番号683つのしまです。掃海艇は磁気機雷に反応しないように船体が木製や強化プラスチックで出来ているそうです。
にちなんのとなりには船体番号463の掃海母艦うらがが停泊していました。
遊覧船は長浦港から新井掘割水路を抜けて横須賀港へと戻ります。この水路は明治時代に作られたものだそうです。
三隻の護衛艦が停泊していました。船体番号116てるづき、船体番号129やまゆきです。左端の船体番号がないものは用途廃止になったものです。
船体番号3508練習艦かしまです。
船体番号127護衛艦いそゆき、船体番号3517練習艦しらゆきです。最近海軍カレーがちょっと有名ですが、海上自衛隊では金曜日の昼食がカレーと決まっているのだそうです。
お天気にも恵まれ、あっという間の45分間でした。